今回は心不全の概要について勉強したよ!
心不全療養指導指導士の役割とは
心不全療養指導士認定試験ガイドブックp6に心不全療養指導士の役割が5つ挙げられているんだけど
そのなかでも
- 心不全の概念や病態、検査、治療について理解し、それをもとに病状などを把握することができる
- 心不全の進展ステージに応じた予防・治療を理解し、基本的かつ包括的な療養指導を実施することができる
この2つの役割を果たすためには理解しなきゃいけないことがあって
- 心不全かどうかを適切に判断するために心不全の定義から心不全を理解する
- 多様な心不全患者にあった指導のために心不全の特徴に基づいた重要な分類を理解し把握する
- 心不全の進展を抑える指導のために心不全ステージ分類を理解して適切に評価できるようになる
この3つを理解していることが必要になってくるらしい。
要は例えばカレーライスがあったとして、これは何の料理でしょうと聞いたとき
A「うーん、これはビーフシチューですね」
B「これはカレーやな」
C「あ、ハヤシライス!」
ってバラバラだったらどれが正しいのかわからないよね。心不全もそれに似たようなものだと私はなんとなく思っていて
心不全ってのは多様な臨床像を示すものだから、様々なひとが共同して療養指導にあたるにはどんな人を心不全患者として接して、どんな症状で、何が必要なのか、共通した認識が必要になってくるんだよね。
心不全の定義
そのためにまず必要になるのが、心不全の定義を理解すること!
急性・慢性心不全診療ガイドライン(日本循環器学会/日本心不全学会合同ガイドラインより引用
まずはガイドラインとしての定義なんだけど、これを患者さんにそのまま伝えると
「なっげぇ、、くどいしなんだか難しくてよくわからんよ・・」
と置いてけぼりにしてしまいますよね(笑)
そこで一般向けの定義があって、これだと簡潔に伝わるよね!(さらっとこわいこと言ってるような気がするけど)
それと心不全は病気ではなくて、臨床症候群とされているんだけど、一般向けにはわかりやすく「病気」と表現されているよ。
ここで大事なのが、呼吸困難があっても呼吸器疾患による呼吸不全であったり、浮腫があっても腎不全によるものであったりと心不全以外に原因があるかもしれないよね。
そこでこれは心不全じゃな!と診断するには
心機能障害 + 心不全症状/徴候
つまり症状や徴候だけではなく、それに加えてなんらかの心機能障害を併せることが必要となってくるよ。
長くなりそうなので今回はここまで!内容間違っていたらどんどん指導してください(笑)
part2へ続く!それじゃ、あでぃおす!
コメント